子育てには、終わりがくると知った日
こんにちは!
2人の娘の子育てをゆるりとやっています。
はじめましての方は、プロフィールをご覧くださいね。
https://yururi-kosodate.hatenablog.com/entry/2020/05/25/profile
あれは、
おそらく私が一番、子育てがシンドいと思ってた頃の話です。
長女が1歳半くらいの頃
当時、通っていた保育園にお迎えに行くと
保育園から開放された嬉しさなのか、外へ出た途端に通路を走り出して、階段を登り、
その後、2〜3時間歩き回る「歩け歩け大会」を毎日のように繰り返していました。
もちろん、仕事終わりの私は疲れていたけれど
何とか長女の「歩け歩け大会」に応えてあげたい、と思っていたんだと思います。
初めての子育て、可愛すぎるわが子
周りに、子育てのことを気軽に相談できる人はいませんでした。
保育園に預けている罪悪感があったり、子どもを伸び伸び育てたいという気持ちがあったりして
階段を何往復も登り下りしたり、
歩き始めの長女に合わせて中腰になるため、腰痛になったり、
雨の日はレインコートを着て歩いたり、
とにかく必死でした。
今思うと、
そんなに頑張らなくていいよ、とか
もっと気楽に子育てするといいよ、とか
当時の私に、そんな声をかけてあげたいです。
帰宅する頃には、私はヘトヘト、長女は抱っこヒモで熟睡。食事も摂らずにそのまま朝まで寝てしまったり、夜中の変な時間に起きたりと、生活も乱れがちでした。
そんなことが数ヶ月続いた頃、その日は突然やってきました。今でもハッキリ覚えています。
「歩け歩け大会」今日も行くのかな、お迎え行くのがちょっと憂鬱だなぁと、思い始めていたあの日。
いつものように長女をお迎えに行ったら、
長女が突然、今日は帰る!と言うではありませんか。
飛び上がるほどビックリしたけど、何ごともなかったように、わかった、じゃあ帰ろうねと帰路に着くと
何食わぬ顔で帰宅して、夕飯・入浴・就寝して、その日は終わりました。
それ以来、長女のの「歩け歩け大会」は一度もありませんでした。
たまにお迎え後に、お友達と遊んだり、夕飯食べに行ったりなど、年齢とともに増えていきましたが、
1人でひたすら歩き回るというのは、全く無くなったのです。
きっと、長女は歩くことを充分満喫できたんだと思います。
だからこそ、自分でもういいよ!を言うことができたんだろうなぁと。
子育てって、終わりが必ずくるんだと、知った時でした。
そんな長女も、今は年長さん。来年は小学生になります。
今では妹思いの面倒見のいい子に育ち、妹の手を引いてお散歩するようになりました。すっかりお姉さんです。
きっと、小学生になったら、お友達と遊ぶ方が楽しくなり、妹と3人で遊びに行く今の当たり前も変わっていくことでしょう。
こんなに長女と遊べるのは、今年が最後かもしれません。
そう思うと、一緒にいれる今、毎日のように長女と遊びたいし、抱っこしてと言われれば応えてあげたいと思うのです。
イヤイヤが大変な時も、オムツ取れなくて悩んだ時も、野菜嫌いで困った時も、いつか終わりがくると思えば、子どもの成長をゆったりと待てるようになりました。
子どもは、自分で成長するタイミングを選べるんですね。
もちろん、待てなくてイライラする日もあります。言い過ぎたり、手を出し過ぎたりして、凹む日もあります。
それでも、今のベストを尽くしていれば大丈夫。
きっと、必死に子育てしている今を、懐かしく思える日がくると信じて。